リンガーハット京都四条河原町店
食品廃棄ゼロエリア創出モデル事業に参加
-食品廃棄ゼロ京都プロジェクト「食品ロスゼロ×食品リサイクル100%」-
株式会社リンガーハット(本社:品川区大崎、代表取締役社長兼CEO:佐々野諸延)は、公益財団法人 Save Earth Foundation (所在地:東京都大田区)と協力し、食品廃棄ゼロエリア創出の推進モデル事業「食品廃棄ゼロ京都プロジェクト 食品ロスゼロ×食品リサイクル100%」の活動に参加いたします。
食品廃棄ゼロ京都プロジェクト
「食品ロスゼロ×食品リサイクル100%」
~産官学で連携し「食品廃棄ゼロエリアモデルを創る」~
リンガーハットでは、店舗における食品ロスを無くすため、「食材を使い切る」「食べ残しを出さない(食べ残しのお持ち帰り)」「ごみ排出や使い捨て商品の削減」などの取り組みを独自に行っておりました。
今回、リンガーハット京都四条河原町店が参加する食品廃棄ゼロ京都プロジェクトは、地域の店舗・施設、京都大学、京都市と連携し、「食べ残しゼロ啓発」、「食品残さ・食品ロス計量による発生原因の特定と抑制」、「CO2削減を同時に果たす食品残さの共同回収・リサイクルの取組み」等の食品廃棄削減や共同食品リサイクルループの構築に取り組み、「食品ロスゼロ×食品リサイクル100%」を目指す活動です。
これまで外食産業の食品廃棄は種類や量の正確なデータがなく、原因の追究や削減への対処が的確に行われずに、食品廃棄物として処理されているため、本プロジェクトでは外食店舗から排出される食品廃棄物の分別内容を明確化し、原因の特定と抑制を図ります。リンガーハットグループでも、さらなる食品廃棄削減や食品リサイクルループ構築強化を目指し、持続可能な地球環境の保全に取り組みます。
【分別する3つの内容】
- 調理などで厨房から出る食品残さ(調理に伴う食品残さや調理ミス)
- 仕入れたのに未使用で廃棄する食材(賞味期限切れ食材)
- 客席から出るお客様の食べ残し
※この3分別により、食品廃棄の発生場所を明確し、京都大学と協力して発生原因の特定と抑制による食品ロス削減・リサイクル推進を図ります。また、京都市と連携し、「京都食べ残しゼロ推進店舗」活動に取り組み、お客様とのコミュニケーションによる食品ロス削減を行います。
この活動により、SDGs目標12の「一人当たりの食品残さを半減」、「予防、削減、リサイクル、リユースにより廃棄物の排出量を大幅に削減」、「持続可能な開発及び自然と調和したライフスタイル」への貢献をします。
リンガーハットグループの地球環境保全の取り組み
- ■フードロスの削減を推進
- 食品のリサイクルなど環境に配慮したフードロス削減の活動を行っています。店舗や食材の加工工場において、食品廃棄物の排出量低減や、野菜くずの肥料・飼料化、機械による生ゴミ処理などを実施しています。2021年度のリンガーハットグループ食品リサイクル率は約64.8%でした。
- ■「プラスチック製品」の提供廃止、バイオマス素材配合の製品に変更
※プラスチック約1.3トン(年間)の削減。 - リンガーハットグループの国内全店舗にて、プラスチック使用量を削減するため、プラスチック製品の提供を廃止し、紙製ストロー、バイオマス素材配合のスプーンや袋(テイクアウト用)に切り替えて提供しています。
- ■備品をリサイクルし、再資源化
- 店舗の改装や退店で不要となった店舗備品や厨房機器のリサイクルに取り組んでいます。修理した備品などを既存店の補修交換に使用することで、廃棄物の総量を減らし、環境負荷を低減しています。