リンガーハットグループは10月1日で国産野菜10周年を迎えます!
~感謝の気持ちを込めたキャンペーンも実施~
リンガーハットグループ 野菜国産化10年間の歩み
株式会社リンガーハット(本社:品川区大崎、代表取締役社長:佐々野諸延)は、2009年10月1日、リンガーハットグループにおいて、使用する野菜を国産化いたしました。 今年は10周年を迎え、お客様に感謝の気持ちを込めて、様々なキャンペーンなどで還元いたします。
リンガーハットの野菜国産化の歩み
創業以来の負債が転機に!10億円のコストをかけた決断による業績V字回復!
2009年、外食業界はデフレの影響で低価格競争が勃発、リーマンショックの追い打ちもあり、リンガーハットの赤字額は24億3400万円と創業以来の負債を背負います。
その状況下で行った改革が、デフレの流れとは真逆を行く「野菜の国産化」です。当時リンガーハットではキャベツや自社工場栽培のもやし以外の野菜は輸入物を使っていましたが、代表取締役会長兼CEOの米濵和英が、2006年から二年間「日本フードサービス協会」の会長をしていた際、数多くの農家さんを訪ね、野菜を食する度にその美味しさに魅せられていました。米濵がリンガーハットの業務に復帰した2008年、グループ全店で使用する野菜をすべて国産に切り替えると決断。「日本の野菜を食べるプロジェクト」を発足させ、一年後の2009年10月に、リンガーハットグループ全店舗で野菜国産化を達成しました。
国産化にするにあたり、野菜だけでなく、工場の設備も一新しなければならず、10億円ものコストがかかりました。クーポンをやめる、不採算店舗約50店舗を閉める、自社工場の内製率の向上、といった対策を徹底したものの、価格を見直さざるを得ない程のコストとなりましたが、当時は食品から有害物質が見つかるなど「食の安全」が脅かされた時期でもあり、すべて生産過程がはっきりとした食材だけを使う「安全、安心、健康」を進めることで、お客様に受け入れていただき、翌年には業績のV字回復を果たすことができました。
さらなる“国産化”の取り組み
さらなる国産化の取り組みとして、2010年にちゃんぽん麺に使っている小麦を、2011年には皿うどんの麺の小麦を国産化しているほか、2013年からはぎょうざの主要材料も国産化を実現しています。
国内流通量を大きく変えた、きくらげの国産化
2009年時点では国産きくらげの国内流通量はわずか3%。安定確保が難しいため、やむなく使用食材から外していました。しかし鳥取県をはじめとした日本各地のきくらげ産地の協力を得て、2015年からリンガーハットのちゃんぽんには「国産のきくらげ」が使われるようになりました。
野菜国産化の背景
リンガーハットグループでは商品の野菜国産化にあたり、「安全・安心」「地球のために」「日本のために」という、3つのテーマを掲げて活動に取り組んでまいりました。
「安全・安心のために」
国産野菜を使用する理由のひとつに、鮮度があります。野菜は時間が経つにつれ鮮度・栄養価が下がりますが、産地を国内に切り替えることで輸送時間を省略できます。もうひとつの理由は「トレーサビリティ」。野菜がいつ・どこで・どのように生産・製造・流通されたか把握でき、自社工場で加工し、デイリー配送することで「安心・安全」な商品を供給できる仕組み作りを行いました。
「地球のために」
海外で生産された野菜を輸送することで、多大な「フードマイレージ」(食料=Food、輸送距離=Mileage)がかかります。国内の野菜を使用することで、「フードマイレージ」を小さくすることができ、地球環境保護にも役立ちます。
「日本のために」
当時の日本の食料自給率は41%と、先進国の中では最低の数字でした。リンガーハットでは、野菜を国産に切り替えることで、日本の食料自給率の向上に役立ちたいと考え、食料自給率1%アップ運動を行う「FOOD ACTION NIPPON」の推進パートナーに加盟し、食料自給率向上に寄与してまいりました。2009年には「フード・アクション・ニッポンアワード」の表彰を受けております。
野菜国産化までの道のり
1986年(昭和61年) | 熊本県「佐伊津有機農法研究会」との連携により、キャベツの契約栽培を開始 |
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1988年(昭和63年) | 静岡県駿東郡小山町に富士小山工場を新設。使用するモヤシの自社生産を開始 |
2008年9月 | 野菜国産化プロジェクトが本格的に始動 |
2009年4月14日 | 第17回 優良外食産業表彰事業 国産食材安定調達部門 農林水産大臣賞を受賞 |
2009年4月16日 | 静岡県・全7店舗、鹿児島県・全11店舗にて野菜国産化スタート 具材すべてが国産野菜の新「ぎょうざ」、全国店舗で発売開始 |
2009年7月1日 | 千葉県・全27店舗、熊本県の全20店舗、渋谷南口店、福岡天神店にて野菜国産化順次スタート |
2009年8月1日 | リンガーハット赤坂見附店にて野菜国産化スタート |
2009年10月1日 | リンガーハットグループ全店舗において野菜国産化スタート |
「野菜たっぷりちゃんぽん」の誕生
1杯で1日の必要量以上の野菜を、美味しく摂取可能
2009年10月1日の野菜国産化開始にともない、フラグシップ商品として国産野菜を480グラム使用した「野菜たっぷりちゃんぽん」を開発、同日より全国のリンガーハットで発売いたしました。
「野菜たっぷりちゃんぽん」は、通常の「長崎ちゃんぽん」よりもさらにキャベツ・もやし・たまねぎを2倍増量し、1食で480gもの野菜を使用。厚生労働省が推進する健康作り「健康日本21」で目標とされる「1日の野菜摂取量350g」を上回る量で、1杯で1日に必要とされる量以上の野菜を摂取することができます。
また、たっぷりの野菜を最後まで飽きずに食べられるように、2種類のちゃんぽんドレッシング(しょうが風味、ゆず胡椒風味)も開発※、野菜を様々な味で楽しめると、健康志向の強い人や女性、若いビジネスパーソンを中心に受け入れていただきました。
さらに野菜国産化一周年を記念して、2010年9月21日には「野菜たっぷり皿うどん」を発売。さらに野菜たっぷりちゃんぽんと同じ野菜の量で麺が入っていない「野菜たっぷり食べるスープ」も2015年4月10日から販売しており、「野菜たっぷりシリーズ」として看板商品となりました。
※当初は「しょうが風味」のみ。2010年9月1日より「ゆず胡椒風味」の提供を開始
感謝の気持ちを込めて!国産野菜10周年キャンペーンを実施
国産野菜10周年の感謝の気持ちを込めて、お客様に還元するキャンペーンを実施したします。
第1弾「毎日831(ヤサイ)組にお食事代2,000円分が当たる!キャンペーン」
期間中、全国の「リンガーハット」、「とんかつ濵かつ」、「とんかつ大學」でお食事されたお客さまの中から、「野菜」にちなみ、毎日全店合計831(ヤサイ)組の方を対象に、当たりくじが出たら、2,000円分のお食事割引券をプレゼントいたします。
実施概要
対象 | 期間中、全国の「リンガーハット」、「とんかつ濵かつ」、「とんかつ大學」でお食事されたお客さまの中から、毎日全店合計831(ヤサイ)組のお客さま |
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期間 | 2019年9月10日(火)~9月30日(月) |
特典 | 当たりくじが出たら、2,000円分のお食事割引券をプレゼント |
※1会計につき、くじ引きは1回とさせていただきます。
※お食事割引券は、お渡しした翌日から使えますが、有効期限がございます。
※券売機店舗は、当たり食券が出たら当選とさせていただきます。
※お食事割引券は、リンガーハット・濵かつ・とんかつ大學でご利用いただけます。
※デリバリー・宅配のお客様は対象外とさせていただきます。
第2弾「楽天ポイント10倍プレゼントキャンペーン」「出前館コラボキャンペーン」
「楽天ポイント10倍プレゼントキャンペーン」
期間中、「リンガーハット」、「とんかつ濵かつ」、「とんかつ大學」でお食事されたお客さまで、お会計時に「楽天ポイントカード」(アプリも可)を提示いただいたお客さまに、抽選で10,000組のお客さまに楽天ポイントを通常の10倍プレゼント。
実施概要
対象 | 期間中、全国の「リンガーハット」、「とんかつ濵かつ」、「とんかつ大學」でお食事された楽天会員さまの中から抽選で10,000組のお客さま |
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期間 | 2019年10月1日(火)~10月31日(木) |
特典 | 楽天ポイントを通常の10倍プレゼント |
「出前館コラボキャンペーン」
期間中、対象の「リンガーハット」店舗から出前館でご注文いただく際に、クーポンコードを入力いただくと「ぎょうざ5個」をプレゼントいたします。
実施概要
対象 | 「リンガーハット」約60店舗 |
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期間 | 2019年10月1日(火)~10月31日(木) |
特典 | 出前館でご注文いただく際に、クーポンコードを入力いただくと「ぎょうざ5個」をプレゼント |
第3弾「ネーム入りちゃんぽんどんぶりプレゼントキャンペーン」
期間中、「リンガーハット」店舗にて、アプリ型スタンプカード「Zeetle(ジートル)」で2回スタンプを貯めていただいたお客さまの中から、抽選で100名さまにオリジナルどんぶりをプレゼント
実施概要
対象 | 期間中、全国の「リンガーハット」でお食事されたZeetle会員さまの中から抽選で100名さま |
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期間 | 2019年11月1日(金)~11月30日(土) |
特典 | オリジナルどんぶりをプレゼント |